北陸三県範教錬士会講習会の報告
開催日時 平成14年4月7日 午前9時〜午後3時25分
開催場所 福井県営武道館 弓道場
講 師 全日本弓道連盟 指導委員長
範士八段 鈴木 三成 先生
参加人員 石川県 福井県 富山県 計
教士七段 1名 0名(1) 2名 3名(1名)
教士六段 8名 4名 3名 15名
錬士六段 4名 3名 1名 8名
錬士五段 5名 9名(2) 2名 16名(2名)
合 計 18名 16名(3) 8名 42名(3名)
( )内は見学者で「この他に石川県より2名の見学者あり」
講習日程
・午前中 行射(審査の間合い)
講評・講話
・午後 講師模範行射
射技指導
講師の指導内容
・講習会ではまず「聞く耳を持つことである」
・講師の先生は、自分が良いと思うことを指導するが、講師により教え方は異なるが、基本は弓道教本通りである。いろんな講師の講習を受け、自分に一番適した内容を受け入れると良い。
・寒稽古を充分に行うことは、京都大会に参加する場合や京都での定期中央審査を受審する場合にとって非常に大切なことである。
毎日10射以上引くこと、更に○×をつけること。
・頬付けは、鼻の下から口割れの間であればよい、肘の下がる人は、頬付けを少し高くすると良い。
・昔は「左右の肩胛骨が付くようにして引き分けするように」と指導されていたが、今は「ゼロポジション」まで引くのでよい。
(ゼロポジションとは、畳の上などで仰向けに寝て、両肩を畳みに付け、両手を頭の上で組んだとき肘の置かれた位置である)
・縦線を伸ばすには、大三で胸を張り、更に「会」でも胸を張るようにする。つまり、二度の反り橋を行うと良い。
範教錬士会事務局 川瀬