第23回(平成14年度)範教錬士会研修会結果報告

 日 時  平成14年10月13日(日)9時〜17時

 場 所  小松市営桜木弓道場

 講 師  範士八段 中川慎之 先生

 参加人員 錬士五段 男子 3名 
           女子 7名

      錬士六段 男子 3名
           女子 7名

      教士六段 男子 7名
           女子 1名

      教士七段 男子 2名  合 計 30名 (男子15名  女子15名)

 講習内容
  ・開会式、礼記『射義』、射法訓唱和の後、射手小柳会長、介添え野口錬士、山本
   錬士による矢渡しが行われ、介添えについての批評や講師による講評が行われた。

   注意事項としては、入場の時の礼は射手に、退場の時は上座に対して意を注ぐ。
            定めの座での礼は、第一と第二で手の間隔が違った。
            第一は、矢を渡した後、射手の袖を少し引くと良い。(射手
            が矢を取るとき、袖も一緒に持つことがあるから)

 ・一手行射(審査の間合い)後の講評、
   入場後本座で的正面に向きを変える時、的を見る人がいるが、目線は4m先であ
   ること、歩行中に前の人との間隔をきちんと守れば的を見る必要はない。
   射終わった後、退場するとき右足を右へ踏み出す人がいるが、その必要はない。
   3年前の研修会に参加した人達に、前回の注意点と今回を比較しての講評も行わ
   れた。

 ・称号者は、弓道教本第4巻を熟読すること、第4巻は、心気の働き、気力の充実、
  会の深浅等心の問題についての記述である。

 仕上げ行射(一手二回)を中川先生に採点していただき、技能優秀者、準優秀者を選 んでいただきました。

  錬士の部 優秀者 道越良治 錬士六段  準優秀者 宮本光子  錬士五段
  教士の部 優秀者 川瀬英機 教士六段  準優秀者 水橋美喜夫 教士六段
                                  以 上