新 任 の ご 挨 拶
平成20年4月吉日   
石川県弓道連盟会長   
 山崎  外茂治    

山崎会長写真  このたび、県弓道連盟理事会において皆様方の推挙を受け、石川県弓道連盟会長に就任することとなりました。
歴代会長の偉大な功績を受け継いでいくことに、責任の重さを感じています。特に、昨年の石川県弓道連盟の成果には、目を見張るものがあります。
 このような連盟のトップとしての大任を受け継いだ私として考えることは、この先輩諸氏の偉業にいかに近づくかを考え、気負わず、一歩一歩確実に進めていこうと思います。
 私は会長としての仕事として、次の二点を重点課題として皆様方のご協力のもと進めて行きたいと思います。
まず一番目には、私たちは弓引きの集団でありますから、射技、射術はもとより、射品射格の向上が大切です。これについては、指導部や強化部の皆さんが頑張って頂いていますので、今以上の成果を期待できると思います。「石川の弓道は少し違うな」と言われるようになれないかと期待しています。
二番目に思うことは、組織の強化です。
近年は残念ながら、会員数が少しずつですが減少傾向です。今のうちに対策をしておかないと、手遅れになってからでは、組織の弱体ということに成りかねません。せっかく皆様から承認を得て上げていただいた会費も、すぐに赤字会計といったことになるやも知れません。この対策として考えられる最良の策は、会員の増加意外にないと思います。中学生、高校生については、問題はないと思いますが、学校の弓道部を卒業してから社会人になっても引き続き、弓道を続けてもらえるように呼びかけること、また 一般の人たちには、あらゆる機会をとらえて、このすばらしい弓の世界を紹介して、理解者を増やす努力をし、各単位協会の皆さまには、弓道教室を開いていただき、会員増加に努めていただきたいものです。
この二点に心がければ、来る「ねんりんピック全国大会」も、心配なく迎えることができると思います。
力量不足とは思いますが、皆さんの大きなご支援とご協力のもと、石川県弓道連盟が、ますます繁栄することを願っています。どうかよろしくお願いいたします。