平成22年1月吉日
石川県弓道連盟会長
山崎 外茂治
新しい年に思うこと
明けましておめでとうございます。
昨年を振り返りますと、「三本の柱で頑張りたい」と訴えてきましたが、かなりの成果があがって、良い年であったと思います。
今年も、これでいきたいと思います。
三本の柱のまず一本目の、「会員を増やそう」。
これが一番の大事な事と位置付けたいとおもいます。なかなか成果は上げにくいのですが、高校生が毎年300人前後の新入生の入部があると聞いています。何とかこの人たちが卒業後も、弓道を続けてもらえないか、そのためには、高校生の指導に力を入れるのはもちろんですが、各協会ごとに地元の高校と、平素から仲良くし、たとえばこの時期ですと、新年初射会などに声をかけて参加してもらうとかで、顔なじみになれば、卒業後も練習などにも参加してもらえるのではないかと思います。
今まで通りの教室を開く、友達に声をかける、等々の努力ももちろん必要ですが。なんとしても成果を上げ、目標を、会員数10パーセント増をめざしたい。
二本目の、弓引き集団として一番大事なことは、「射技、射術の向上、射品、射格の向上」。
これは何より大事な事は言うまでもありません。簡単な事を言えば、中央から範士の先生に来ていただいて行う講習会などは、効果のある事はわかっています。しかし、費用の面などで限界もあります。今年は、内部講師による、相互研修会を定期的に行うなど、内輪での勉強会にも力をいれればと思っています。特に、三、四段クラスの強化に努めたいと思います。
三本目の、「結果を出したい」。これはかなり難しいと思います。去年出来たことが今年も出来るとは限らない。しかし、この結果を継続してやれて初めて、石川弓道を格上げし、他県などに誇る事ができると考えています。
みんなで、目標を持ちましょう。みんなで夢を持ちましょう。
また、今年は「ねんりんピック」の年です。
何としても成功させたい。これらを成功させるには、何をさておいても、会員皆さんの一致団結の協力あってのことと考えます。
今年が良い年であることを願って、頑張りたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。