加賀市弓道協会のページ・H24




『加賀市弓道協会の紹介』

H24.11.4
加賀市弓道協会
理事長吉田 昇一


1.活動状況
  活動場所は加賀市武道館弓道場(3F)です。
  毎週火曜日、木曜日、土曜日午後7時30分〜9時30分
  定例の練習日として、夕食後会員の皆さんが集まって来ます。 
  毎年、4月中旬から弓道教室を行って来ましたが、
  昨年、12月から始め、今年も12月から始めます。
  昨年は、6名の受講生が有り、現在2名が1級を取得し
  ガンバッテいます。
  大会は、開設記念大会と十万石まつり大会が有り、山中鳴弦会の
  お手伝いを頂きながら行っています。特に十万石まつり大会は
  高校生を中心とした大会で、盛り上がっています。

   1月:初射会
   2月:総会
   3月:弓道場開設記念大会
   4月:山中町弓道場開設記念大会お手伝い、新発田市 交流会
   6月:市民体育大会(連盟)、市民スポーツ祭、バーベキュー
   7月:加賀市選手権大会(連盟)
   8月:県民体育大会(連盟)
   9月:十万石まつり弓道大会
  12月:祝射会、納射会、忘年会、弓道教室
  毎月第3土曜:月例射会
  毎月第2水曜:加賀市連盟月例射会

2.会員紹介
  ・顧問大幸 甚
  ・名誉会長木下 外治
  ・会長浜坂 亥健雄
  ・副会長蔦井 久子
  ・副会長吉田 昇一
  ・副会長杉村 茂一
  ・理事長吉田 昇一
  ・部員数   男子 21名
         女子 16名


『会長のひとこと』
@誠意に感謝 A仲間に感謝 B感謝の気持ちを持てる日々

H24.11.4
加賀市弓道協会会長
浜坂 亥健雄


 平成24年度より当協会の会長を仰せつかりました。
不慣れなことが多く助けて頂きながら努めている次第で、
副会長や理事長を始め役職の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
 また協会としても大会の際には山中鳴弦会と助け合って
運営している体制であり、協会の活動を通して人とのつながりや
仲間の存在の大切さ、有り難さをかんじることができています。
 私としては、協会の方々と今後も更なる研鑽をつんでいきたいと
思うと共に、毎年行っている弓道教室の受講生が一人でも多く
協会に残って弓を続けて頂き、仲間が増えていくことを願っています。



『母校中学校での「体験講話」』

H24.7.23
加賀市弓道協会
大岩 利彦


 6月22日に自分の母校である加賀市立錦城中学校で体験講話を行いました。

「体験講話」とは在学中の生徒をクラス単位で集め、地域の大人が講師となり、自身の体験談を話し、生徒の進路選択、人生設計の一助にするものです。
2、3年生合計9クラスに様々な分野の人が分かれ、講話を行います。
私は同校PTA役員で体験講話の担当委員です。
講師を探すより、自分自身で話をしたら良い、と考え講師に立候補しました。
同校2年2組の担任が、20数年前に当協会の弓道教室で教えた中野夕紀子弐段であった縁から、同クラスで講師を務めることになりました。

講話は50分間の構成。自分の中学時代から現在に至るまでの半生と弓道の関わりを紹介。
『ココロとカラダの健康』  〜自分の可能性を信じよう〜 とテーマを設定。
中学時代に心も身体も弱かった少年が、高校で弓道に出会い、成長した過程、大切な心がけ、弓道の本質を中学生目線で話しました。
生徒たちが飽きないよう、弓を引く体験も交え、盛況のうちに講話は終了しました。

講師を引き受けたのは、決して弓道を普及・宣伝する目的ではありません。
多感な思春期の生徒達にとっては、誰でも多かれ少なかれコンプレックスや弱みがあると思います。
自分の半生を伝えることで、あきらめないことや周囲への感謝の気持ちが伝われば幸いです。
多くの生徒達が関心を持って聞いてくれました。
私自身も、初めての「体験」講話でした。静かに聞いてくれた生徒達を含めて、周りへの感謝の気持ちでいっぱいです。



○山下修平錦城中学校長先生のコメント

普段体験できない古来の日本文化が実習できて非常に良かった。ありがとうございました。

○中野夕紀子教諭のコメント

いつもは教室で落ち着きのない生徒達も、この講話のときはしっかり聞いていて感心しました。
弓を引くことができたのも、良い経験になりました。



○生徒の感想(抜粋)

・2年生女子
 大岩さんの話しを聞いて、人は変われるんだなと思いました。
 どんな人にも得意なことがあって、それを見つけられた大岩さんは、すごいと思いました。
それと、先生と大岩さんが簡単そうに引いている弓も実際に引いてみると、すごく重く大変でした。
今回、大岩さんの話しを聞いて、どんなことにもあきらめずに最後までやることが大切なんだと思いました。
これからは、どんなこともあきらめずに挑戦していきたいです。

・2年生女子
 大岩さんの話しを聞いて、弓道は心と体を成長することができるんだなと思いました。
大岩さんは、高校に入学して1からのスタートだったけど、今ではすごい選手になっていて、さすがだなと思いました。いつも当たり前と思っていることを当たり前と思わずにしたいです。
よいお話を有り難うございました。

・2年生女子
大岩さんは弓道を始めて心も体も強くなったと言っていたのがすごいと思いました。
なにか一つのことに一生懸命になるとすごいんだなと思いました。
「弓と歩む道」?的な言葉が、弓道が好きな感じが伝わりました。
弓を引いてみて大変でした。でも大岩さんはその倍の力で引いているっていうのがすごいと思いました。

・2年生男子
大岩さんは中学時代は気が小さく運動音痴で引っ込み思案だったけど、高校に入学して弓道部に入ると体が弱かったのに3年生になるまで一度も休まなかったのは弓道のおかげだと思います。
弓道だけじゃなくて何かに夢中になることは大事なことなんだな、と思うことができました。
今日は本当にありがとうございました。

<素晴らしい取り組みの投稿ありがとうございました。>






『中国北京からの子供たちの弓道体験講座』

H24.7.30
加賀市弓道協会



6月に行われた、大岩さんの体験講座が好評で、北京からの視察団に対し、日本文化に触れてもらうという趣旨から、弓道を体験させてほしいと、錦城中学校校長より依頼がありました。
7月16日の休みに、中学校の多目的ホールに仮設の道場を設営しました。
7月17日火曜日、平日でしたが、木下外治先生をはじめ加賀市弓道協会員7名が、北京の小中学生の手をとり、大的に矢を放ち歓声をあげました。
約1時間という短い時間でしたが、タオルで八節の形を教え、順番に的を射ることができて、効率よく体験してもらえました。
通訳の方を通じて、弓道が中国から伝わったことや、弓は心で引くのだということを伝えました。身振り手振りで、弓を引かせ、離れは「いー、ある、さん」と、掛け声をかけて和気あいあいと時を過ごしました。


<またまた、素晴らしい取り組みの投稿ありがとうございました。>