県立武道館弓道教室感想文ページ・H24




『教室生としての3年間』

H24.10.24
内山亘弘(ウチヤマ ノブヒロ)
昭和19年1月生まれ 68歳 東京生まれです

 勤務先 岩崎通信機梶@の経営改革の一環として30歳の時、東京から金沢勤務となり、勤務時間の不定期な営業勤務)により弓道とのご縁がしばらくなくなりました。
私が初めて弓道を習いに行った道場は、阿波研造藩士に弟子入りした、吉田能安先生でした、杉並区西荻窪にある大射道教(遊神館 吉田教場)阿波藩士から大射道教東京支部として認許され、阿波藩士が東京までいらっしゃったそうです。
当時巻き藁での稽古が6カ月ほど継続していた時、明治生まれの先生ですがとても背丈が大きく、ある時先生じきじきに道場での射技指導をしていただきました。特にご指導していただいたことは、勝手の肘をポンとたたくこと、弓手は肩根から開くこと、引き下ろすのではない、そして無限の伸び弓手―――勝手双方向の伸びを強調しての指導であったこと、それと東京を離れる時、先生から サラリ−マンになるなよとの言葉をいただきました??-----なかなか意味の深い言葉であったと思います。
さて長い間弓道とのご縁がありませんでしたが、65歳まで色々な職業を体験して、65歳まで働きました。
石川県金沢市へ戻って時間がとれることになり、石川県立武道館をインタ−ネット検索して、平成21年9月に教室生として入門となり、宮本先生、松川先生のご指導そして、弓道教室生の皆様にお力添えを頂き、今日各地で行われる大会・講習会・親睦会などに出させていたき、本当に感謝・感謝で一杯です。
ある時、大会の合間に高畠先生より直接ご指導いただきました、島田先生からも同じく厳しく・また情熱をもってご指導頂き重ね重ね感謝いたしております。3段審査合格後 木下先生よりお言葉を頂戴して私は本当に幸せでございます。
決して おごらず、怠けず、好きな弓道を通じて自己実現の為、講習会、勉強会など時間の許す限り参加させていただきます。
また家族の理解があればこそ、弓道に集中できることを肝に銘じて、家族円満・健康管理に配慮して、継続してしたいと思いますので今後とも宜しくご指導お願い申し上げます。

その後の稽古は先輩方の射を見学する-----いわゆる見取り稽古が大半でした。