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6、平成25年の石川県弓道連盟新春祝賀会 H25.2.3UP


副理事長
坂本 祐子

 平成25年の石川県弓道連盟新春祝賀会が、1月26日(土)午後6時より、金沢市の「ホテル金沢」5階「アプローズ」で、行なわれました。
この会には69名が参加し、記念品代として59名の方々のご賛同もいただきました。
祝宴に先立ち、高島長治さん(津幡町弓道協会)の仕舞が披露され、大きな喝采と拍手で会は華々しくスタートしました。
先ず石川県弓道連盟水橋会長と来賓の佐野名誉会長からご挨拶をいただき、続いて平成24年度の功労者・全国大会入賞者・昇段昇格者を3部門に分けて表彰し、水橋会長から記念品、連盟から花束が贈呈されました。
各部門の代表として、高畠教士・曽山錬士・小柳教士からお礼の言葉が述べられました。
その後北村副会長の乾杯の音頭で祝宴となり、会場内は和気藹々と会食・歓談が進みました。楽しいひとときはあっという間に過ぎ、川端監事の先導で万歳三唱が行なわれ会員一同今年も活躍を誓い、閉式の運びとなりました。

『生涯スポーツ功労賞石川県知事賞に感謝』H25.2.6UP



教士七段  高畠 有幸
 定年退職して六十才から弓を始め、初段、弐段と進み、一時的に的に中てる事に夢中になるという廻り道をしましたが、先輩のご指導で基本に忠実な行射に戻ることが出来ました。
廻り道、猛練習、迷い、努力、あきらめ、苦しみ、楽しみと凸凹道を歩み続けて、三十有余年、教士七段まで来る事が出来ました。
始めから的に中てようとして引く弓に進歩はありません。基本に忠実な射を心掛ければ中りは必ず後から付いて来るを知りました。
年老いてぼんやりと一日を過ごし無駄飯を食べていては生きている意味がありません。心に目標を持てば老いの歩みを遅らせることが出来ると聞いております。今は生活のリズムの中に取り入れて、イメージトレーニングと云う方法で修練を重ねています。
私は大正六年巳年生まれの九十六才、年男です。この年では八段の前に仏壇が来るかも知れません。成るか成らぬかは別として目標に向かって努力する事が生き甲斐であり、明日への活力になっているを思います。
この度、生涯スポーツ功労者石川県知事賞を貰い、祝賀会にお招き頂き、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
これを機会に元気を取り戻し、更に修行に励むと共に県弓連の発展に微力を尽くしたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。
雪解けも近い。春はもうすぐそばまでやってきています。これからも皆さんと共に歩みは遅くとも一歩一歩と歩き続けましょう。
遠いとおい弓の道を・・・。