ゆうゆうクラブ「遠的の射法・射技」講習会
                                   H25.9.26 於:石川県立武道館

矢 渡
 射   手  正札 武治  錬士六段 ゆうゆうクラブ副会長
   
 

講習会の主旨
 1・この講習会は石川県の呼びかけで行われる「高齢者スポーツ等普及事業」の一環として次のような趣旨で行われるものです。
  高齢者が行うスポーツや文化の競技人口の拡大や競技力向上を図り、高齢者が元気で生きがいを持って生活できる地域社会の実現を目指すことを目標とする。」

 2・日頃、接する機会が少ない遠的の競技ですが、遠的の射法射技の基本を学んで大いに遠的を楽しもう。
  10月13日(日)には第43回石川県秋季弓道遠的大会が開かれます。大会に参加して講習会の成果を発揮しよう。

 3・石川県の選手団は、全国的な遠的の諸大会にて、すばらしい成績を納めています。この「遠的石川」の名を維持・発展させる力になろう。

  日時 平成25年9月26日(木) 10時〜15時30分
  場所 石川県立武道館 遠的弓道場
  講師 石川県弓道連盟 副会長  教士六段 松川 衞 先生
     石川県弓道連盟 競技部長 錬士五段 越野義弘 先生
  参加者 41名(男21名 女20名)
    ストレッチ体操 小松市 庄山庄一さん
   「礼記−射義−」・「射法訓」唱和 先導 内灘町 粟倉恵子さん
    矢渡 錬士六段 ゆうゆうクラブ副会長 正札武治 先生
  講習内容
    ◎遠的の射法は@直付けA会腰切りB大三腰切りの方法があり、その長所と短所の説明
    ◎遠的が初めての会員が約半分ということがあり、先ず、ねらいの感覚をつかむために的前45mの位置からはじめた。
    ◎午後より各自の個人指導の形式にて講習をおこなった。
    ◎各々の弓の強さを考慮した射法を会得しようと熱心に指導をうけた。
  遠的のポイント
    1・弓手・勝手の矢筋に離すことが大切。矢に勢いと飛距離が得られる。
    2・練習の矢数を多くして、狙いの的確なポイントを知る
    3・左右の的付けは近的の場合よりも前の方(右寄り)に付ける
    4・遠的の効用として、 @離れがよくなる(一文字に大離れになる) A気持ちにゆとりができ、会が長くなる