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『平成26年度 強化部中学生講習会感想文』

(H26.8.28UP)

受講生3年男子 N.K.

今日は弓道講習会があった。県立武道館で行われたため、多くの学校の射をみることができ、多くの強化部の先生方に来ていただくことができた。武道館にて一斉に行うことは6月に大会を控える自分にとって良い経験となった。さらに大会で闘うことになろう他の生徒さんたちの射も見ることでまた「自分もがんばらなければ」という気になりよい練習になった。
 全体を通して、先生から学校全体として口割りが甘いと言われたように、自分の射も口割りがついたか、ついてないかのところで離すことが多かった。口割りをしっかりつけ、安定した射につなげるようにしたい。
 さらに気になったのが、上半身のからだの開きである。首の下の鎖骨から肩にかけてを開く(間をとる)ようにと指導をしていただいた。
 講習会当日の射は、矢所が下に落ちるものが多かった。これは、妻手が前に離れていることで後ろにいくことや大三で終わったはずの手の内が会でも動くことが多く、振り込みすぎで後ろにいくこと、また離れの際に妻手が弦にひっかかることでゆるむことも考えられる。これらの考えは、講習会後の練習で一つ一つ試し、答えを見つけていく。
 今回の講習会を通して今後の直していきたいところは、
@ 体幹の確立
A 引き分けから会にかけて水平にひくこと
B 矢筋への離れ
今後は、この3つを重点的に見て自分の射を正しい射に近づけていきたい。
 今回の講習会では、多くの正しい知識や先生方それぞれの考え方、癖の直し方を教わることができた。これを糧としてこれからの練習を頑張っていきたい。
 また、練習の時間をさいてまで、自分たちを教えてくれた強化部の先生方にお礼を申し上げたいと思う。


受講生2年女子 N.T.

 初めにストレッチをしました。ストレッチをした後、体がとても伸び伸びとして気持ちが良かったし、大きく引けた気がしたので、これからやってみたいと思いました。
 私は、今回、いらしていただいた先生について、とてもびっくりしたことがありました。1つ目は、国体に行っている先生なのだから、小学生くらいから始めていたんだろうと私は思っていました。でも、高校や大学、大人からという先生がいらして、とてもびっくりしました。努力次第で力は変わってくるし、大人と子供というような年齢に関係なく楽しめるとても良いスポーツだと思いました。また、私が中学生から始められていることに感謝して頑張っていこうと思いました。
 2つ目は、国体選手も緊張するんだなと思ったことです。緊張は悪くないと分かっていたけれど、やっぱりメンタル的に負けてしまうと思うので、あんな緊張する場面で試合ができている先生方だから緊張しないんじゃないかと思っていました。先生方も緊張すると聞いてとても驚きました。また、緊張を楽しむとか、緊張を取り入れるとおっしゃっていて、すごいなと思いました。それが良い成績を残す秘けつだと思いました。
 私は、先生のおっしゃる話から『普段から』と『感謝する』ということがキーワードだと思いました。「普段からできないことが本番でできる訳がない。」とか「普段から気をつける」とか日頃からよく使っているからです。私は、そこから、本番はもちろん気をつけ、大切にするけれど、普段の練習も気をつけなくてはいけないのだと思いました。当たり前のことだけど、それができる人こそ、試合で中る人なんだなと思いました。私は、今まで以上に普段の練習を大切にしようと思いました。また、感謝をして生きていこうと思いました。『弓道は、弓道だけではなくて、日常の生活から始まっている。』のを大切にしようと思いました。
 最後の講評で、先生は『稽古』だと思うとおっしゃっていました。それが良く分からないまま帰ってきて残念でした。友達にも聞こうと思いました。また、毎日の良い積み重ね、努力が大切なのだとおっしゃっていました。たとえ小さな努力でも、頑張っていこうと思いました。そして、みんなで見合って、それを高めていける部活にしていきたいです。
 私の中で、今日一番心に残った言葉がありました。
『自分のやった結果が、中りにつながり、自分に勝つことが大切』です。
小さな努力でも、普段から練習を頑張っていけば、後の中りにつながる。そして、自分が一番の敵。だから、勝ったときの喜びは、はかりしれない。それが試合に勝つという意味だと思ったからです。だから、それを大切にしていこうと思いました。
 今日は、技術だけでなく、心や毎日のことなど、いろいろな事を学びました。これからもそれを大切にしていきたいです。また、今日教わったことを、ずっと続けていきたいです。