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『加賀市弓道協会の紹介』

H26.9.17
加賀市弓道協会
大岩 利彦
1.活動状況
 活動場所は加賀市武道館弓道場(3F)です。
 毎週火曜日、木曜日、土曜日午後7時30分〜9時30分
 定例の練習日として、夕食後会員の皆さんが集まって来ます。
 弓道教室は各種行事に影響されないようシーズンオフの12月開始で行っています。
 昨年度修了した2名も会員登録して新たな弓道生活をスタートしています。
 メイン行事として、道場開設記念大会と十万石まつり大会が有り、いずれも加賀市弓道連盟の仲間である山中鳴弦会のお手伝いを頂きながら行っています。特に十万石まつり大会は高校生を中心とした大会で人気があり、多くの参加者で盛り上がっています。

(行事内容)
  1月:初射会
  2月:総会
  3月:弓道場開設記念北陸三県大会
  4月:花見、山中町弓道場開設記念大会お手伝い、新発田市 交流会
  6月:市民体育大会(連盟)、バーベキュー
  7月:加賀市選手権大会(連盟)
  8月:県民体育大会(連盟)
  9月:十万石まつり弓道大会
 12月:祝射会、納射会、忘年会、弓道教室
 毎月第3木曜:月例射会
 毎月第2水曜:加賀市弓道連盟月例射会

 活動は弓道の本質を求めながらもフレンドリーに開催されています。
 当協会では、加賀市出身者で現在は他地区で県連登録されている人、また弓が引けなくても別の役割で活動を支援できる「S会員」が存在します。
 とりわけ4月の花見、6月のバーベキューは、そのS会員も含め、道場では見られない会員各位の違った一面が見られ、親睦を図る楽しい行事として確立されています。

2.平成26年度役員
 名誉会長 大幸 甚
 名誉会長 木下 外治
 名誉会長 浜坂 亥健雄
 会  長 杉村 茂一
 副 会長 蔦井 久子
 理 事長 吉田 昇一


『会長のひとこと』

『会長就任にあたって』

H26.3.26
加賀市弓道協会会長
杉村 茂一

 高校時代から始めた「弓道」、従って弓歴50年近くになりますが、これまでの取り組みを振り返ると内心忸怩たるものがあります。
 しかし、考えるに自分には「弓道」以外の何があるのか?良き先輩、同僚、後輩に恵まれ、さらには「連れ合い」までもが弓道仲間から・・・。本当に多くのものを「弓道」を通じて得てきた訳です。やはり、自分にとって「弓道は宝物」です。
これまでの会長のように輝かしい成績や品格のある行射を披露する技術や人間性は持ち合わせていませんが、弓道に対する「感謝」の気持ちと自分なりの「誠意」を尽くして協会の運営に当たりたいと思います。そして、 若い仲間を一人でも増やして将来に繋げることを切望しています。
皆様方にはこれまでと変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。



協会だより『新年初射会』
H28.1.10(日)

 加賀市弓道協会の初射会は、今年も協会員と市内大聖寺高校、大聖寺実業高校弓道部員の総勢37名の参加者で心新たに新年の精進を始めました。 高校生との親睦と底辺の拡大を図る試みも、回を重ねて定着した感があります。
 開会式では吉田昇一会長より、「今日はみんなで弓を楽しめる一日にしたい」、木下外治県連理事長からは、「石川県には全国でもトップレベルの選手がいます。弓を引く環境の良さもあります。ぜひ地元で弓道を続けてほしい」と、次代を担う高校生に向けて、将来を期待する言葉で新年の幕を開けました。吉田会長の矢渡しに続き全員の一手演武、そのあと色的8射競射を行いました。年々クオリティのハードルが上がる昼食バイキングですが、今年の新メニューとして作りたてのちらし寿司、猪肉料理、そして定番化したフランクフルト・豚汁・ぜんざいなどで更に多彩に。 昼食後の余興ですが、高校生用に風船的の抽選会を実施。 風船を射抜いて割った人が、くじを引いてお年玉や商品を当てる企画です。黄色い歓声と大きな拍手が道場を包みました。
 そして白扇、金的、と終始大盛り上がりで、吉田会長の願い通り、「楽しい一日」になりました。

【矢渡し】
 射手・吉田 昇一 錬士六段
 介添・杉村 雅子 錬士六段
 村谷 みさ江 五段

【競射結果】
 一般男子
  優勝 前田 昇吾,準優勝 中谷 義弘,3位 吉田 昇一

 一般女子
  優勝 山口 裕子,準優勝 坂野 真沙美,3位 村谷 みさ江

 高校男子
  優勝 宮地 忠慶(大聖寺実業高)
  準優勝 小西 金弥(大聖寺高)
  3位 松下 豊大(大聖寺高)

 高校女子
  優勝 南出 莉奈(大聖寺高)
  準優勝 任田 天海(大聖寺高)
  3位 中 麻理子(大聖寺高)


協会だより『第13回 トリムパーク弓道大会
楽満さん男子個人優勝・杉村さん女子個人準優勝』
H27.10.25(日)於:福井県あわら市・トリムパーク弓道場

 加賀市にある加賀市弓道協会にとって、隣接の福井県・坂井あわら弓道連合会は、3月の加賀市武道館弓道場開設記念大会毎年参加していただき、逆に10月にあわら市で開催されるトリムパーク弓道大会には協会から多く参加して、交流を深めている間柄です。
 今年も10月25日に、第13回目を数えるトリムパーク弓道大会が開催されました。加賀市弓道協会から6名、2チームを編成し参加しました。また今回は石川県内から職域チームとして村田製作所の1チームが参加しました。
 競技は個人戦で接戦となり、男子個人では「チーム村田」として出場の中能登町の楽満仁志さんが8射8中で同中3名での射詰めで優勝争い。最終的には越前町の山本保さんと一騎打ちとなり、互いに譲らず、最終的には八寸的での射詰の末優勝。女子個人では加賀市の杉村雅子さんが8射6中5名での射詰めによる優勝決定戦の末、準優勝を果たしました。
 毎年の交流が定着しており、今年もあわら・坂井の弓友から大きな歓迎を受け、協会員として本当にありがたく感じております。これからも弓の縁を大切に、県境を超えた交流を続けていきたいと思います。

  大会概要 大会名・第13回トリムパーク弓道大会
  主催・坂井あわら弓道連合会
  後援・坂井市教育委員会、坂井市体育協会、あわら市教育委員会、
     あわら市体育協会、中日新聞社・日刊県民福井

 石川県勢の成績
  男子個人優勝  楽満仁志(チーム村田)
  女子個人準優勝 杉村雅子(加賀市弓道協会)



協会だより『平成27年十万石まつり弓道大会』
H27.9.13(日)

 今年も加賀市の十万石まつりにて弓道大会を開催しました。加賀一円(小松以南〜あわら以北)の高校生、中学生を対象として実施していますが、今年は高等学校の弓道大会と重なり、南加賀の高校生の方は参加できず71名となりました。北陸高校と北陸中学の生徒さんに、矢取や放送のお手伝いもしていただいて、コミュニケーションを図ることが出来ました。高校生を中心に、山中鳴弦会の皆様のご協力を得て無事開催することが出来て感謝しています。十万石まつり実行委員長の水島邦夫様よりのご挨拶をいただき、生徒たちは昼食時間を兼ねて祭りへもくりだし楽しい1日となりました。

 矢渡
  射手 吉田 昇一 錬士六段
  介添 杉村 雅子 錬士六段
     村谷みさ江 五段

一部 一般女子の部
 優勝 蔦井 久子(加賀市)
 2位 村谷みさ江(加賀市)
 3位 山口 裕子(加賀市)

二部 一般男子の部
 優勝 田中 功司(加賀市)
 2位 吉野  亨(加賀市)
 3位 堀口 泰斗(加賀市)

三部 高校女子1年生の部
 優勝 嶋田 侑洋(北陸高校)
 2位 世継 華香(北陸高校)
 3位 東  侑杏(北陸高校)

四部 高校男子1年生の部
 優勝 森木 基大(北陸高校)
 2位 青木 大和(北陸高校)
 3位 平林 一砂(北陸高校)

五部 高校女子2、3年生の部
 優勝 生越 令華(北陸高校)
 2位 塩崎 由唯(北陸高校)
 3位 堀田 智子(北陸高校)

六部 高校男子2、3年生の部
 優勝 青木 優和(北陸高校)
 2位 森本健太郎(北陸高校)
 3位 吉田  航(北陸高校)


協会だより
『杉村茂一先生追悼射会』
H27.5.13(日)

 5月13日(水)夜、山中弓道場で加賀市弓道協会と山中鳴弦会による「杉村茂一先生追悼射会」を開催しました。
 茂一先生が他界されてから四十九日法要も終わり、奥様の雅子さんも参加して総勢25名の参加者を数えました。もともと毎月第2水曜に定例の月例射会を行なっており、今回が259回目ですが、その定例射会を兼ねて、観覧席に茂一先生の遺影を飾り、弓に喪章を付けての追悼射会としました。
 全員による一手射礼のあと、定例通りの8射競射を行ないました。競射の方は男子の優勝決定戦で辻さん、田中さん、大岩さんの行き詰る射詰めがあり、その白熱ぶりに茂一先生の笑顔の遺影がさらに微笑んでいたような気がします。
 閉会式では奥様の雅子さんより「主人は弓に関して私に何を残してくれたのかを考えてみました。あぁ何もないな、と思ったのですが、今この道場にいる弓道仲間という『宝物』を残してくれていたことに気づきました。追悼射会を開いていただき、ありがとうございました。」と挨拶があり、期せずして沸きあがった全員の拍手で射会を締めました。この拍手は天国の茂一先生に届いたことでしょう。

《追悼射会次第》
 矢渡 
  射手 大岩 利彦 五段(加賀市弓道協会理事長代理)
  介添 坂野真沙美 初段(加賀市協会)、田崎 宣昭 初段(加賀市協会)

 競射成績
  男子優勝 辻 美津夫(鳴弦会)
  女子優勝 長谷川絢香(加賀市協会)



協会だより
『平成27年初射会』

平成27年1月4日(日)

加賀市弓道協会の初射会は、協会員と市内大聖寺高校、大聖寺実業高校弓道部員の総勢36名の参加者で心新たに新年の精進を始めました。
高校生を招くことで親睦と底辺の拡大を図っております。

開会式では浜坂亥健雄名誉会長より、「この冬場こそ大切な修行の時期である」、
木下外治県連理事長からは、「元旦朝の銀世界のような真っ白な状態に、自身の今年の目標を表せ」と、それぞれ次世代を担う若い弓士への激励に重きを置いた挨拶で、参加者の気持ちが引き締まりました。

浜坂名誉会長の矢渡しに続き全員の一手祝射、そのあと色的8射競射を行いました。
恒例になった昼食バイキングですが、年々クオリティも上がり、今年は作りたてのおにぎり・焼きたてのフランクフルトに加え、定番の豚汁・ぜんざいなども健在。

昼食後は高校生用にお年玉入り風船、白扇、金的、と今年も多彩な内容でした。
金的の最後の一つがなかなか射抜けなかったのですが、大聖寺高1年生女子部員が9人がかりで執念を見せ、射抜きました。的中後、射場の女子部員全員が歓喜に湧きました。

年に一度の余興ならではの、締めくくりにふさわしい的中に、今年はきっと良い年になると信じています。

【矢渡し】
射手・浜坂 亥健雄 教士六段
介添・蔦井 久子 錬士六段 杉村 雅子 錬士六段


【競射結果】

一般男子 
優勝  木下 外治
準優勝 吉田 昇一
3位  浜坂 亥健雄

一般女子
優勝  山口 裕子
準優勝 杉村 雅子
3位  村谷 みさ江


高校男子
優勝  乾 恭大(大聖寺高校)
準優勝 下 大賀(大聖寺実業高校)
3位  中道 伴希(大聖寺実業高校)

高校女子
優勝  瀧川 さくら(大聖寺高校)
準優勝 中嶋 柚稀(大聖寺高校)
3位  湊 明香理(大聖寺高校)


高校生射技優秀賞
川原 帆乃夏(大聖寺高校)





協会だより『第12回 トリムパーク弓道大会』

H26.10.15
加賀市弓道協会
大岩 利彦


 加賀市にある加賀市弓道協会と山中鳴弦会にとって、隣接の福井県・坂井あわら弓道連合会は、3月の加賀市武道館弓道場開設記念大会と4月の山中鳴弦会北陸近県弓道大会に毎年参加していただき、逆に10月にあわら市で開催されるトリムパーク弓道大会には両協会から多く参加して、交流を深めている間柄です。
今年も10月12日に、第12回目を数えるトリムパーク弓道大会が開催されました。
加賀市弓道協会から5名、山中鳴弦会から4名、計9名で混成も含め3チームを編成し参加しました。
矢渡し後には、山中鳴弦会の我戸宣夫錬士六段が福井県の先生方3名と持ち的射礼を披露しました。 
競技はいずれの部門も接戦の競射となり、男子個人では加賀市弓道協会の荒谷征央さんが8射7中で福井市の竹内一満さん(奇しくも3月の加賀市武道館弓道場開設記念大会の団体優勝メンバー)と同中で優勝争いとなり、息詰まる射詰の末、惜しくも準優勝。山中鳴弦会の石原孝二さんが6中的中者の遠近競射で4位入賞を果たしました。
また、団体戦でも加賀市Bチームの石原美星さん(県登録は山中鳴弦会)、田中功司さん、荒谷征央さんが準優勝争いの射詰に進出するなど、成績面でも交流の成果を得られる大会でした。
我々両協会の姿勢は石川と福井との橋渡し役として、おおいに意義のある事と考えております。交流は、お互いの研さんや刺激にもなりますし、新潟県新発田市との交流のように、その輪が広がることは良いことと思います。石川弓道ここにありを全国にも発信できる礎にもなることと思います。
これからも弓の縁を大切に、県境を超えた交流を続けていきたいと思います。

石川県勢の成績
男子個人準優勝 荒谷征央(加賀市弓道協会)
同 4位 石原孝二(山中鳴弦会)

杉村茂一加賀市弓道協会会長より、今回の投稿についての意義を代筆にてお伝えします。
「加賀は福井と隣り合わせで、石川と福井との橋渡し役として、おおいに意義のある事と思います。
十万石まつりや、山中の大会なども福井からの選手が来ています。
交流は、お互いの研さんや刺激にもなりますし、新発田との交流のように、その輪が広がることは
良いことと思います。石川弓道ここにありを全国にも発信できる礎にもなることと思います。」


協会だより『平成26年度加賀市大聖寺十万石まつり弓道大会』

H26.9.17
加賀市弓道協会 大岩 利彦


毎年9月の第2土曜・日曜に加賀市大聖寺地区の十万石まつりが開催されています。
このまつりは大聖寺藩祖前田利治公を慕い、世界の名陶「古九谷」発祥の地として産業の発展と振興を願って行われます。
今年も9月14日(日)に協賛の弓道大会が開催されました。
この大会は主に小松市以南〜福井県あわら市以北の高校生、中学生を対象に開催されています。
人数制限を設けず、全ての希望者が参加できます。今年の大会の参加者は144名を数えました。
開会式では第52回十万石まつり実行委員長の北出雅明さんから、歓迎と激励の挨拶がありました。
まつり当日は天候もよく、参加者は待ち時間にお祭り会場を訪れ地域特産品を味わうなど、楽しんでいました。

矢渡し
射手・吉田昇一 錬士六段(加賀市弓道協会理事長)
介添・村谷みさ江五段、中村亜未四段

納射
射手・浜坂亥健雄 教士六段(加賀市弓道協会名誉会長)
表  彰  記  録 優 勝 二 位 三 位
一部、一般、女子の部 加賀市、長谷川 絢香 加賀市、村谷 みさ江 山中鳴弦会、本川 智佳子
二部、一般、男子の部 加賀市、田中 功司 北陸中学校、嶋田 大佑 山中鳴弦会、我戸 宣夫
三部、高校、女子1年生の部 北陸高校、宮下 裕子 大聖寺高校、湊 明香理 北陸高校、山田 百花
四部、高校、男子1年生の部 北陸高校、森本 健太郎 北陸高校、千馬 大知 北陸高校、吉田  航
五部、高校、女子2・3年生の部 北陸高校、高村 真希 北陸高校、月輪 海友 北陸高校、金沢 真衣
六部、高校、男子2・3年生の部 北陸高校、土居 京悟 大聖寺実業、中道 伴希 小松高校、田中 詢弥



<入賞された皆さん、おめでとうございます。
多くの高校生たちの励みになっている大会と思います。素晴しい取り組みに拍手です。>
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