第7回北信越錬成大会(全日本弓道選手権大会)
   石川県代表選手選考会結果



 日時:平成30年6月10日(土)9:00〜13:30
 会場:小松市弓道場
 審判団:水橋会長、松川副会長、川瀬副会長、北村副会長、木下理事長
 参加者:男性13名 女性12名 計25名



 7月29日(日)に小松市で開催される第7回北信越錬成大会の代表選手、男子5名、女子5名が以下の通りに決定しました。 北信越錬成大会(北信越ブロック予選会)において、第69回全日本男子弓道選手権大会・第51回全日本女子弓道選手権大会の北信越ブロック代表男女5名が決定します。ブロック代表を除いた選手の中から、県代表選手男女各1名を決定します。

 男子
  沖谷 知明 教士六段(津幡町)
  咲川 雅敏 錬士五段(金沢市)
  曽山 良和 教士六段(中能登町)
  友安 正人 教士六段(金沢市)
  道越 良治 教士七段(能美市)

 女子
  木村 洋子 教士七段(津幡町)
  越能 公子 錬士六段(金沢市)
  坂本 祐子 教士七段(金沢市)
  宮本 光子 教士六段(金沢市)
  山本真理子 教士六段(能美市)

    ※五十音順

 昨年は土曜日開催でしたが、今年は一昨年と同じ日曜日開催としました。
男子参加者は昨年同数の13名、女子参加者は昨年より2名増えて12名、計25名の参加がありました。
曇り空のもと、暑くもなく寒くもなくコンディションとしては良かったかと思います。立順抽選、開会式、弓具点検とすすみ、その後すぐに男子から予選会が始まりました。男子3立、女子3立で各自一手2回行います。予選は約2時間半で終了し、まず男女2名の代表が決まりました。その後、残った選手の上位5名で競射をします。その結果、的中上位3名が選手となりました。
 今回は、予選の的中率は男子が0.442(23中/52射)、女子が0.542(26中/48射)でした。決勝は男子が0.733(22中/30射)、女子が0.633(19中/30射)。本番でも半分けが予選通過条件になっていますので、5割前後というのかなり悪い的中率です。とはいえ、この選考会は、全日本選手権大会や北信越錬成大会同様、予選は的中で優劣をつけるのではなく、入場から退場までの体配・射技のすべてが採点対象となり、的中は採点のほんの一部に過ぎません。このような性格の選考会であることを踏まえ、閉会式におきまして、県連の水橋会長より全般的な話として、次のような講評がありました。
・会の短い(2〜3秒)方が多い。普段の練習から10秒くらい会で勝負出来るような射を目指してほしい。
・入場する際の矢を持つ位置は「射付節」付近で矢先から10cmと言われている。竹矢の場合、「射付節」から矢先までの長さは矢によって異なるが、皆さんは自分の矢の「射付節」の部分で握っているためか、その長さが4~5cmくらいの方や14~15cmの方までまちまちである。矢先から10cmを守るようにしてほしい。
・矢番え動作でも、弦を持って行う方も見受けられたし、乙矢の走り羽根が上を向いている方もいた。
・足踏みが狭かったり、方向が違っていたりなど正しく行われていない方が見受けられた。
・胴造りの際の本弭の位置は、正しくは左膝頭の上となっているが、これが出来ていない方も多かった。
・手の内が充分ではない選手がみられる。そのため大三の形も悪く、残身では向う弦、切下げ、握り落ち、鉾止まりの悪さにつながっている。
 上記以外にも細かい点はいろいろあるが、県代表として精進してほしいとのことでした。
 県代表になられた選手はさらなる稽古を重ね、北信越ブロック予選会〜全日本選手権と頑張ってください。ご活躍を期待しています。