県立武道館弓道教室感想文ページ・H25




『県立武道館弓道教室生の受講報告』

平成29年1月17日
県立武道館 弓道教室生  内山亘弘

 日々御指導頂く先生にまず感謝申し上げます、様々なご指導を頂きますが、一人・一人の持つ良い点・改善すべきポイントを記録していただき、その後審査方式にての射技の後、個別にアドバイス頂きます。
 息合いについても審査前だけでなく、吐く・吸う吐く・吸うの動作や、基本の三重十文字、五重十文字の大切さ。打起し・大三・引き分けから会・離れ・残心・弓倒しまで心を緩めず稽古する様に御指導頂きます。
 自分の改善すべき縦線への意識と的に矢を当てたい気持ちを忘れ、矢筋ヘの離れを特に意識しての稽古が少しずつ改善へ?前進と後退の繰り返しの日々です。
 私の最大の悩みであります緩み離れによる改善要素を先生が様々な角度より考えて、私のご指導に取り組み頂き本当に感謝致しております。意識して実行するこの難しさが弓道のすばらしい魅力・であり又“人間形成”ヘの最終目的として、努力継続しますので先生・弓友の皆様今後ともよろしくお願いします。




『平成25年度をふりかえり』

平成25年12月12日
県立武道館 弓道教室生  内山亘弘

金沢市弓道協会主催平成25年度納射会が兼六道場にて開催され、正札先生のご挨拶で今年1年間の修練を各自十分発揮して下さい、また次への目標に向かって皆さん各自の弓道修練をして下さいとお言葉を頂戴いたしました。
県立武道館でご指導頂く時、松川先生より朝のお言葉を頂戴してから教室が始まりますが☆まず(弓道教本)の基本を優先し、次に各自の目指す目標に向けて意識して課題克服に修練をされるように希望されます。
弓道教本は先人の並々ならぬご苦労の末、幾度か練り直し現在の弓道教本になっていることと思います。
新規に弓道を始める人・又学生時代・あるいは社会人の時に弓道を経験してきた方など様々な人々の教本として存在することが、今日 財団法人弓道連盟の弓道人への正しい人間教育にどれだけ役立ち、現在変化の激しい時代であればこそ、先人の知恵・教えが今こそ発揮されて、日本文化の武道精神が世界に向けて発信する大切な時ではないでしょうか?
 ちなみに私が弓道を習い始めの頃は、教本は無く、先輩の射を見る(見取稽古)が大半であり、現在のように先生に直接質問したり、直接射技のご指導を頂くことは非常にまれであり、むしろ一言ぽつりとつぶやく------すぐに理解できない----論語のようなお言葉でした。
亡き高畠先生からも同様にある時、一言つぶやいて頂きました事がありますが本当に私の宝であり、今も未来への弓道修練目標として大切にして、修練したいと存じます。
今後とも先生方、弓友の皆様宜しくご指導お願い申し上げます。